痛いのは何故!?採血のお話!

針で刺すのだから痛いのは当たり前。とはいえ、いつもより痛く感じること、ありませんか?医療職側も、いつもこの方が採血する患者さんは痛がるという経験ありませんか? もしかしたら採血の仕方に問題があるかもしれません。

私が日々の業務や、新人の練習台になった経験からの考えです。痛みのことなので明確なエビデンスはありませんが、経験則から少しでも痛みの少ない採血ができることを祈ってます。

そもそも採血ってどうしてするの?

人の身体の情報は血液にたくさん詰まっています。肝臓や腎臓、膵臓の機能をみる情報から、炎症が起きていないか?、貧血じゃないか?などなど色々なことを知ることができます。

項目によっては多くの血液が必要ですが、通常は10cc程度の血液をとらせていただきます。

どうやって採血するの?

イラスト屋さんの画像にあるように、駆血帯といわれる帯で腕の上の方を縛って静脈をせき止めます。こうすることで静脈が浮かび上がって採血できるようになります。

通常は腕の真ん中にある静脈に針を刺すことで採血します。腕の内側の静脈が一番目立つのに、そこでしないことが多いのは腕の内側には太い神経が通っていて採血する部位としては危ないことがあるからです。やむを得ない場合以外は太い神経が通っていないところに刺します。

採血をするときに腕の表面を清潔にするためにアルコール消毒します。

アルコール消毒の仕方が問題かも!!

アルコールはウイルスや細菌の細胞を壊すことで消毒効果を発揮します。脱脂つまり油を除去する効果もあり、人体も少なからず影響を受けます。だから、皮膚が弱いひとは真っ赤になりますよね。(皮膚が弱い人用の消毒剤もあります)

そんな効果をもつアルコールがまだ乾かないうちに針を指したらどうなるでしょうか?少量でも針を通じて体内にアルコールがはいれば体内からその効果が発揮されてしまいます。それはもちろん痛みにつながります。

アルコールで拭いたと思ったらすぐ刺されたとき、そんなときに痛みが大きいことに私が新人の練習台になっているときに気づきました。

血管を見失わないうちに刺したいという医療者側の気持ちもわかりますが、アルコールはそもそも揮発するとき、つまり渇くときに消毒効果を十全に発揮します。

拭いてから少し渇くのを待ってから採血することで、アルコールの消毒効果も十分!患者さんの痛みの原因もひとつ減る(かもしれない)!

と考えると、アルコール消毒の手技というのも侮れませんね。

あなたが患者さんになったとき、アルコール消毒されたあとは少し渇くのを待って欲しいことを伝えてみると痛みが少しは減るかもしれません。

まとめ

  • 採血は人体の情報を知る有益な源!
  • アルコール消毒に痛みの原因があるかも!
  • 渇くのを待つことで消毒十分!痛みも軽減!

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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