誘発筋電図検査って何?

誘発筋電図検査について説明します。

心電図と違って「誘発」という名がついていますね。

「誘発」つまり、患者さんに何か刺激をしてそれで生じた反応を記録するのです。

筋電図とは言いますが、たいていの場合、神経の電気信号のつたわる速さを検査します。

人間の身体は電気信号で動いていることは心電図でも脳波でも書きましたね。

心電図や脳波の電気信号は「誘発」しなくても記録できますが、神経の電気信号はとても小さいものです。さらに身体の色んな部位を動かしたり、感じたりするためにたくさんの神経が同じタイミングで働いているため「誘発」しないとどの神経を検査しているのかわからなくなります。

ではどうやって「誘発」するのか?

「神経の電気信号」を「誘発」するために「電気」を使います。

どうしても痛い検査になってしまいますので、患者さんに耐えてもらう必要があります。

だからこそ、検査前にしっかりと検査技師が検査の説明を行って、患者さんに協力してもらう体制を作らないと正しい結果を出すことができません。

痛みも人によって感じ方が違います。

ある患者さんは「電気マッサージみたいで気持ち良かった。」と仰り、

またある患者さんは「二度と受けたくない」と仰いました。

痛みに敏感な方もいれば強い方もいる。患者さんによって検査の流れを変え、その方にあった検査を行う必要があります。

例えば普通は徐々に低刺激から高刺激にあげていきますが、痛みに敏感な方には強めの刺激を1発だして、それで結果を出せるように工夫するなどです。

検査は病状の経過をみるためにもつかわれますので、二度と受けたくないという苦しみを与えてしまうことを心苦しく思います。

誘発筋電図の範疇に「誘発脳波」という検査もあります。

それはまた後日、解説していきたいと思います。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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