脳波検査って何?

脳波検査について説明します。

心電図のところでも書いた通り、人体は電気信号で動いています。

その電気信号のうち、脳の電気信号を記録することが脳波検査で行うことです。

いったいなにがわかるのか?

代表的な疾患が「てんかん」です。

てんかんはどういう状態かというと「脳が異常に興奮=脳の電気信号がショート」した状態です。

脳の活動がどれくらいのものなのか調べるためにこの検査を行います。

この検査では、

頭に24個のセンサー(施設による)を貼って検査します。

貼るためにペーストと言われるのりのようなものを使うため、どうしても頭が

べとべとになります。また、数マイクロボルトという微弱な脳の活動を記録する

ために頭皮の汚れをとるためにごしごしと頭をアルコール綿で拭きます。

決して汚いからではなく、少しでも正確な波形を記録するために、正常な程度の

皮脂を取り除く必要があるのです。

検査内容は医師のオーダーや考えによって変わります。

脳波は睡眠に入るとき、目を開く時、光が目に入った時、運動したときなど状態

が変化する瞬間に異常な波(てんかん波など)が出現しやすくなります。

安静時脳波:必須の検査、起きたまま横になっていれば終わります。

睡眠脳波:寝ていただく必要があります。必然的に検査時間が長くなります。

過呼吸賦活:息を吸ったり吐いたりして疑似的に運動した状態にします。

光刺激:目を瞑った状態で15cm離れたところから様々な光をあてます。

開閉眼:目を開けたり閉じたりしてもらいます。

と、様々な手法があります。

この検査も患者さんと協力しないとしっかりと記録することができません。

特に、子どもの患者さんの場合、ご両親の協力が必須となります。

寝てもらうために午後いっぱいかけて検査することも稀ではありません。

どんな検査なのか知っておくと心構えしやすいかと思います。

質問などありましたらコメントフォームによろしくお願いします。

脳波室は右図。暗くてやや狭い部屋で検査します。

閉所恐怖症だったり暗所恐怖症の方はつらいことと思います。

その旨を検査技師にお伝えいただければ工夫して検査します。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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