エコー検査って何?

エコー検査全般について簡単に説明します。

エコーとレントゲンって違う?

エコーってレントゲンとかCTと何が違うの?と疑問を持ったことがありませんか?

一番の違いはエコーは「超音波」レントゲンやCTは「放射線」ということかと思います。

そのため、レントゲンやCTは何回も何回も短期間で繰り返すことには向いていません。対して、エコーは何回もとっても人体に影響がほとんどないことから重宝されます。

エコーってどんな風に検査するの?

エコー検査を受ける場合、どこの部位でもプローブという機械にゼリーをつけて身体にあてさせてもらいます。

プローブと身体の間に空気が入ってしまうと超音波がうまく身体にはいらないのです。

最近のエコー機にはウォーマーがついていて、ゼリーもあたためてありますが、冬場などの朝一にはゼリーが冷たくて驚かせてしまうかもしれません。

また、エコー室は暗いことが多いです。昔はブラウン管のモニターで、光がついていると反射で画面がみえにくくなっていたことの名残かと思いますが、最近の機械は液晶モニターなのでほとんど影響がありません。

暗いところが苦手な方は言ってくださいね。

エコー検査の種類!

エコー検査の種類は部位ごとにあり、腹部エコー、心エコー、頸動脈エコー、下肢静脈エコー、乳腺エコー・・・と色々です。

腹部エコー

腹部エコーの場合はたいてい絶食の指示をされるかと思います。(個人的見解ですが、一口何かを食べてしまった程度なら検査に問題はありません。みたい場所によってはしっかり食べてしまった後でも検査可能かと思いますが、後述するように検査者の技量に大きく依存するため、腹部エコーのある日に絶食の指示があれば守っていただけると助かります。)

どうして絶食なのかというと、食事をすると胃の中に食物がたまってしまい、胃の裏の膵臓がみえなくなる場合があること、胆嚢が収縮してしまって評価できなくなることがあります。

また、腹部エコーでは息を吸ったり吐いたり止めたりしてもらいます。これは肺に空気を入れることで肝臓を下におろし、肝臓やお腹の臓器をみやすくするためです。

息どめがつらいときは遠慮なく技師に言ってくださいね。

頸動脈エコー

頸動脈エコーの場合は首の血管をみるため、首に機械をあてます。

頸動脈の動脈硬化を調べることで、全身の動脈硬化の状態や脳梗塞の危険性がないかを知ることができます。

タートルネック(首元まで覆うような衣服)の場合、服が汚れやすくなりますのでご注意いただければと思います。

下肢エコー

下肢エコーの場合は足の付け根から足首まで検査範囲になるため、ズボンを脱いでもらうことになります。

エコノミークラス症候群って聞いたことがありませんか?

飛行機で長時間座っている間に足の静脈に血栓ができて、立ち上がった瞬間にその血栓が離れて肺にとんでしまって息ができなくなる状態です。

その血栓が足にできていないかや、静脈瘤の検査、動脈硬化の検査を行います。

ひとくちにエコーとはいえ色んなパターンがある!

いったい何のための検査なのか、検査する技師に聞いてもらえれば答えてくれると思います。

検査時間は撮像部位や技師の力量、患者さんの疾患、そのときの患者さんの状態によって大きく異なります。

前は数分だったのに~、とか、長いな~と思うかもしれませんがしっかり検査するためには相応の時間がかかる場合がありますのでご理解いただければと思います。

検査時間が短い方が力量が高い技師というわけでもありません。

不安の中、知らない検査をじっと検査を受けるのには不安があるかと思います。この記事が不安の解消に役立てば幸いです。

検査に関する質問などありましたら、お問い合わせやコメントいただければお答えいたします。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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