血圧脈波検査って何?

病院で、血圧の検査しますね~とか血圧脈波の検査です。

と説明を受けたことありませんか?

血圧って腕で測るものなのに、両手両足にセンサーをつけられて検査されたこと

ありませんか?

厳密には意味合いが違いますがわかりやすいように

「血管年齢」を調べますね~と説明されることもあるかもしれません。

この検査ではいったい何を調べているのか?それは

動脈硬化がないか?

足の血管(動脈)の詰まりがないか?

です。

足の血管のつまりを調べるために、手と足の血圧を比較する必要があります。

そのために両手・両足に血圧計を巻きます。

動脈硬化を調べるためにはいろいろなデータが必要なので心電図や胸に

心音センサーをつけたりします。

検査自体はベッドで安静に横になっていれば終わります。

でも血圧って運動すれば上がるし、その後しばらくは高いですよね?

だから、検査前に5分くらいはベッドで安静になってもらいます。

検査中に動いてしまうと正確な血圧が測れないのでじっとしてもらいます。

そんなことは簡単だと思われると思いますが、この検査を必要とされる患者は

動脈が詰まってしまって足が痛い患者さんもいらっしゃいます。

痛いところに血圧のセンサーが締め付けてくる。

それをじっと耐えるというのは大変な苦痛を伴います。

たかが血圧を測るとは言っても、患者さんに負担をかけて検査しているのです。

事前に痛い可能性があること、カルテや身体所見(脈の蝕知、足の色調観察)を

行って推測し、患者さんに説明することが検査技師の腕の見せ所かもしれません。

この検査を行う上で「血圧測定」がキーワードになりますが、透析のシャント、

点滴のルート、乳がん術後などで血圧が測れない場合は検査ができません。

シャントやルートはみればわかりますが、乳がん術後はわかりません。

事前に検査技師が問診として聞く可能性がありますが、ご了承いただければ

と思います。

さらに足の腫れが「深部静脈血栓症(いわゆる足の静脈のなかの血栓)」が

原因であった場合、この検査は危険な検査になってしまいます。

血圧計の締め付けで血栓が肺に飛んでしまう恐れもあります。

医師や看護師以上に患者さんの足の観察を行う時間が検査準備時間中にある

検査技師が、その腫れの状態から検査すべきか否かを判定する必要があると

言えます。

検査技師は「身体所見」をみる必要があるということですね。

また、冬の時期は体表面温度が下がって血圧が上がっている可能性があります。

その場合、病院内であたたまるまで検査を待ってもらうことがあります。

さらに、上半身の上着が多くて腕まくりをして血圧を測ろうとすると血管を

圧迫するので正確に計測できません。

検査のために上着を脱いでいただくことも多々あります。

一口に「血圧を測る検査」とはいえ、たくさんの注意点があります。

これらの注意点に気を付けながら患者さんとともに動脈硬化や足の血管の詰まり

を調べる、それが「血圧脈波」という検査です。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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