喫煙と動脈硬化

煙草を吸うことを嗜好している方もいらっしゃると思います。

この記事では喫煙と動脈硬化について簡単に解説します。

喫煙により動脈の壁が傷つく

煙草に含まれる成分が肺に悪影響なのは知られているところですが、動脈にも作用していて、

動脈壁に傷をつける

ことがあります。傷がつけばそこを修復しようとしてLDL-コレステロールが集まり、修復のバランスが崩れると

プラーク(コレステロールの塊のようなもの)

を形成し、脳梗塞などの病気につながってしまいます。

若いうちから変化が

私は頸動脈エコーの検査で多くの患者さんの首の動脈をみてきました。

論文やガイドラインには明記されていない所見ですが、この人はたばこを吸っているなという患者がわかるようになりました。

若くて健康そうにみえる方でも、血管の壁に変化が起きています。

20代、30代のうちはそれでもなんとかなりますが、年を重ねたのちに大きく影響してきます。

なかなかやめられない

今までつづったようなことを知ったところで、どうしてもすぐ嗜好品をやめることはできないと思います。

私もコーヒーを明日から断ってくださいなんて言われても無理だと感じます。

やめようとするストレスも身体に悪影響。他人からぐちぐち言われてもストレスになるだけ。

ですので、私はこの記事で煙草をやめましょうとは書きません。

たばことうまく付き合う

私が今まで検査した患者でたばこを吸っている方に特徴的だと思う所見を得たのは、いわゆるヘビースモーカーな方が多かったです。

1日に10本単位で吸っていました。

完全にやめることは難しくても、数を減らしたり、自身の状態を知ることはできるかと思います。

頸動脈エコーをうけてみよう

私の頸動脈、まだ綺麗な壁をしている

自身の血管の状態を知るのに最も適した検査

それが頸動脈エコーです

たばこを吸っていて動脈への影響が不安な方もいるかと思います。

結果を知れば数を減らすきっかけになる方もいるかもしれません。

そんな方はぜひ頸動脈エコーをうけてみてください。

ベテランの技師にとってもらえればしっかりと血管の状態が知ることができると思います。

個人的な考え

たしかにたばこは健康に悪い面が大きいです。

しかし、たばこを吸っている人を邪険にしたり廃絶しようという社会の流れには、たばこを吸わない私も居心地の悪さを感じます。

受動喫煙の問題もあるので、どこでも吸われては吸わない人にとっては迷惑ではありますが、ゾーニングさえしていれば問題ないように思います。

今はゾーニングしているにも関わらず、さらに追い詰めているようにも感じます。

私はたばこ以上に人によるストレスが人生にとって悪いものだと考えています。

たばこをうまく付き合う方法を考えていく必要がありそうです。


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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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