臨床検査技師を辞めたい、あなたに読んで欲しい

技師
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検査技師、やめたいなぁ

こんにちは。ハットリです。

臨床検査技師になったはいいものの辞めたい瞬間、あると思います。今回はそれについて語っていきましょう。

hattolabo
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こんな方におすすめの記事です
〇臨床検査技師の方
〇仕事を辞めたい方
〇臨床検査技師を目指しているけど不安な方

私について

まず自己紹介をします。私は鳥取県でフリーランスの臨床検査技師として働いているハットリと申します。

フリーランスになったのは、総合病院正職員時代に2度もパワハラにあい2度の休職、2度の辞職などを経験したことも理由のひとつです。

私も休職中に臨床検査技師をやめて別の職業に就こうかと悩んだ経験があります。

その経験も踏まえてこれから記事にしていきます。

臨床検査技師を辞めたい原因

私が思うTOP3の理由

① 人間関係 : 悪い
② 給与面 : 低い
③ 将来性 : キャリアプランが練りにくい

もちろん他にもいろいろな理由があって、それらが複雑に絡み合って辞めたいと感じることになるでしょう。

他にはスキル面の自信、やりたいことができないフラストレーションなどが考えられます。

それぞれの理由について語っていきます。

人間関係

fujiwaraさんによる写真ACからの写真

人間関係で悩みを抱えていない人の方が少ないのではないでしょうか?

検査技師の場合、医療職という性質もここに大きくかかわってきます。

技師間の人間関係、他職種との人間関係に大別して考察していきましょう。

技師間の人間関係

検査技師は変わり者が多いと言われていて、たしかにそうだと私も思うところがあります。

やや内向的で外とのかかわりを避ける傾向にあり、それでいて内弁慶なところもあります。

私にパワハラをしてきた2人はどちらもモンスターのような人間でした。

プライドが高く、部下や年下の意見を聞き入れない。都合が悪くなると責任は押し付ける。愛情と称して行う人格否定を含む発言。深夜に電話してきて怒る。報告したことを聞いていないと言い、ちゃんと報告しろと逆切れする。機嫌の良し悪しが仕事に影響しており、悪いときには大事なことでも報告できない。

まだまだあります。こういう人、身近にいませんか?

私の場合、1人は技師長であったため、尚、手が付けられませんでした。

こういう人とは距離をとるのが一番なのですが、職場の全員が距離をとれるとは限りません。運悪く私は距離が取れないポジション(配属や指示系統の関係)にいることになり、矢面に立つことになったのです。

あなたももしかしたらそんなつらい立場にいるのかもしれませんね。

私は2回とも休職を挟み辞職しています。

それでも臨床検査技師はやめませんでした。理由に関しては後述します。

他職種との人間関係

チーム医療が叫ばれるようになって久しいですが、今まで内にこもりがちだった臨床検査技師も否応なしに他職種とかかわる機会が増えました。

最も関わるのは医師、看護師でしょう。

医師との関係はとても重大で、特に超音波検査などに携わる技師はレポートなどに関して医師ともめることがあります。

そこまで技師が口をだすんじゃない!という医師もいれば、ここまで言ってくれないとわからない!という医師もいます。

決して医師同士で報告の標準化をはかることはなく、技師にそれぞれの医師に忖度した報告を求めているのが現状でしょう。

それも明確なマニュアル化できるわけではない。これでは技師のフラストレーションもたまります。

一番は患者のためになるレポートなのですが、医師との人間関係がそれを阻む悲しいことがおこります。

もちろん技師側にも問題があることが多々あります。信頼されるほどの検査ができていない。今まで医師との良好な関係を築けるような動きをしてこなかったなど。

看護師との関係もストレスになることがあります。

病棟で検査があった場合、患者が何かを訴えたときに看護師に報告すると「それくらい技師さんで対応して!」と言われることも経験しました。

看護師さんも忙しいから言いたくなる気持ちもわかりますが、これは業務の問題です。

検査技師は検査が専門であり、看護師は看護の専門。

看護師さんが誰でもできることじゃん、患者家族だってやっている!と思うことがあったとしても検査技師は素人であり患者家族よりもその患者に接するのになれていないのです。

一方、看護師さんに対して過剰な要求をする検査技師もいるわけで、他職種との溝があるとやはり働きにくい職場になります。

給与面

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真 

検査技師は決して高収入ではありません。

ただし、検査技師のスキルもピンキリであり、業務量・内容に比べて収入が適切な人もいれば、業務量・内容に比べて不適切な人もいます。

一部の技師の働き方はその身体的・精神的負担に対して報酬が見合ってないと私は感じていました。

スキルがある人に業務負担が一極集中してしまうのも問題であり、技師間の調整不足もあるかと思います。

経営者側は職種で給与を定めた方が管理しやすいのでしょうが、出来高や成果が給与に結びつかないというのは想像以上に苦しいものです。

どの医療職にも言えることですが、やりがいや患者のためを神聖視しすぎていてそのために働くことを良しとしがちなところがあります。しかし、人間は報酬がなければモチベーションがあがらないものです。

日本自体がお金のことを言うと、がめついとか守銭奴とか言われがちですが、お金は生きていくために重要です。わかりやすい報酬であり、モチベーションにつながります。

現在、病院という組織で検査件数や認定資格の有無が報酬に結びついているところはあまりないでしょう。年に一度の査定だって形式的なものでほとんど意味をなしていないように感じます。

検査技師の給与は低く見積もられている(私の体験から)

特に検査技師は給与が低く見積もられていると感じます。私がとある病院を辞職したあと、つなぎで入った病院は時給1000円でした。

検査技師という専門職で認定資格もっている30代男性がその給与を提示されたのです。

都会のアルバイトの方が高い。田舎でもちょっといいところのアルバイトなら軽く上回るでしょう。

病院経営も大変だから…とは聞きますが、やはり働くことがモチベーションにつながりませんでした。

その後、地方のどこの病院の検査技師の求人をみてもそのくらいの報酬でした。

都会ならばもっと高い案件もありましたが。

そういう事情もあって、私は自身で給与交渉が可能なフリーランスになったというのもあります。

将来性:キャリアプランが練りにくい

oldtakasuさんによる写真ACからの写真

あなたは希望して今の部門に配属されたでしょうか。

そうでない方も大勢いらっしゃると思います。

実情として、検査技師はたまたま空いていた部門に配属されることが多いかと思います。

本当は○○部門がしたかったのに△△部門になってしまったなどというのはよく聞きます。また、生理検査部門だけどエコーはとらせてもらえないなどということも多々あります。

さらに、ゼネラリストを作りたい管理職はローテーションを仕掛けます。

ローテーションがあると、それまでの部門ではベテランなのにほぼ素人の部門でいちから学ぶことになります。ローテーションしているうちに最初にいた部門の技術がさびつくこともあります。

ローテーションしたゼネラリストは組織にとっては便利な駒になりますが、個人にとってのキャリアプランは練りにくく、個人の将来性などは考えてくれているわけではありません。

あなたはキャリアプランについて考えたことがあるでしょうか?

検査技師でそれを考えている方は少ないように感じます。

配属されたから…上司に言われたから…という感じで技術取得していませんか?


今、コロナ禍にあり、病院も盤石な勤務先とは言えないことが浮き彫りになってきました。

病院や組織の意向とは別に、個人が自身のキャリアプランを練って技術や知識を習得しておかなければ生き残れない時代にもなってきたのではないかと思います。

裏を返せば、個人の強みを活かしていける時代になるのではないかと。

組織に言われるがままのことしかしない技師に将来性は乏しいのは事実だと思います。

どうしてもその組織で強みを作れないなら、検査技師を辞める前に職場をやめて別の病院で働いてみることも一手だと私は思います。

私が辞めたかった時

私も臨床検査技師をやめようと思ったことはあります。

1度目のパワハラによる休職のときでした。

常にパワハラ上司に気を遣いながら、精神をすり減らす日々。

二言目には「患者のため」と理不尽な要求ばかりされて、その病院で検査技師として働くことに希望を見出せませんでした。

このまま別の職業に転職するのもありかな、と思っていました。

臨床検査技師をやめなかった理由

ゼロからの恐怖

当時、私は20代後半。新しい職業を目指すのも頑張ればできる年齢。

それでも全く知らない職業につける自信はありませんでした。

医療職は少し特殊であるとも思っていたため、一般企業になじめるかもとても不安でした。

このことが転職に踏み切れない要因でした。

スキルがあった

私は上記のような日々を送りつつも、超音波検査士(消化器)と血管診療技師の資格をとっていました。

実臨床で誰かの指導がなくてもエコー検査を完遂できる技術を習得していました。

この技術は簡単に手に入るものではないこと、この技術に対しては自信を持っていたことから他病院なら検査技師として働けるという確信がありました。

エコーや研究は好きだった

検査技師として働くうえで、エコー検査やそれに関わる研究をすることは私にとってとても楽しいことでした。

それができなくなるというのは残念に思えて仕方なかったのです。

助けてくれる人がいた

2回の休職からの辞職を経験した私ですが、それぞれのときで助けてkれる人がいました。

大学・大学院時代の恩師、関わってくれた技師さん、仲の良い医師、親、たくさんの人が支えてくれました。

本当に困っているとき、頼りにしたかった人に見放されることもありますが、実は自分のことをみてくれていて救いの手を差し伸べてくれる人もいてくれます。

でも、助けてのサインを自分から出さないと助けようがありません。

困ったのなら遠慮せずに助けを求めましょう。逆に困っている人が助けを求めてくれたなら助けれる範囲で手をとりましょう。

検査技師を続けることにした

私が辞めたい一番の原因は

パワハラ上司との人間関係

でした。

これさえなんとかなるなら検査技師でも他職種でもどちらでもよく。

考えた結果、技術を無駄にしないで済む道を選ぶことにしました。

臨床検査技師を辞めたいと思ったなら

自身がやめたい原因は何かを考えてみよう。
続けていけるだけのスキルがあるか考えてみよう。
誰かに助けを求めたましたか?
 

どうして辞めたいのか、理由を考えることで、他病院なら働けるのか、この職業自体がもうだめなのかが浮き彫りになるはずです。

さらに、自身のスキルとの相談です。

私は学生のころから「エコー検査」に力を入れてきました。

「エコー検査の技術」という明確な武器を手に入れるべく研鑽してきました。

とはいえ、万人が武器を持てる環境にいるわけではありません。

今、持っていなくても、次の病院で武器にできる技術を研鑽できるかどうか、そういうことも考えてみると良いでしょう。

私は最終的にこの武器でフリーランスになっています。

病院勤めの臨床検査技師としてはもう働けないと感じたからです。

その話はまたしようかと思います。

フリーランスになるときも私を助けてくれた方がいます。

人は意外とみていないようであなたのことをみてくれています。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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