痛みに対するエコー

検査技師をはじめとした超音波検査に携わる方に!

お腹が痛い、胸が痛い・・・色んな痛みでエコーがオーダーされます。

痛みにも種類があります。

大きくわけると体性痛と内臓痛。

体性痛は身体の表面の痛み。ピンポイントでここが痛いと指し示すことができます。虫垂炎がひどくなって腹膜炎が生じると体性痛に移行するためよりピンポイントに痛みを訴えることで有名です。

内臓痛はその名の通り内臓の痛み。胃が痛いときぼんやり心窩部が痛いことがわかってもピンポイントではないですよね。

この2種類を知っているだけでもエコーの取り方が変わってくるかと思います。

痛みがぼんやりしているときの評価はコンベックスプローブで念入りに内臓を。

痛みがピンポイントの時はコンベックスだけでなくリニアプローブに持ち替えてみるとみえる所見がでてきます。普段みなれていないと何が異常かわかりにくいかもしれません。

知っている疾患だけをエコーでピックアップするのではなく、痛みの原因となり得そうな所見を拾うこともエコーの役割だと思います。よくわからないけどリンパ節が腫れている。よくわからないけど壁肥厚をきたした臓器がある。それも立派な所見。あとは医師とのディスカッションです。

また、検査中の問診も重要なレポートになります。医師の問診中では患者さんが大事だと思っていなくて言わなかったことも、検査中に技師と話しているうちにぽろっと言ってくれることもあります。

「そういえば便秘で1週間も便がでていないんですよね。」とか。

痛みを理解するのに参考になった本が「症状を知り、病気を探る 病理医ヤンデル先生がわかりやすく語る」 市原真 先生著

この本はエコーをする技師にはぜひ読んでもらいたいです。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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