臨床検査技師のお仕事~エコー編~



エコー検査って何?

エコーは超音波を用いて画像を作り出すことで検査しています。

CTやレントゲンとの違いは

  • 放射線を使わないこと
  • 時間がかかること
  • 検査者の技量の影響が大きいこと

などがあげられます。

どうして時間がかかるの?

CTやレントゲンは全体を一気に検査することができます。

対してエコーは私の手のひらより小さなプローブといわれる機械の範囲でしか画像を作ることができません。

私の手も大きいのですが、プローブはとても小さいです。

では、CTより劣るのかといわれるとそうではありません。

CTより解像度が良く、病変の詳細な情報を得ることができます。

たとえるなら、CTは木をみていて、エコーはひとつひとつ枝葉をみているようなものです。

木としてのおかしさに気づきやすいのはCT、枝葉の状態を知ることができるのがエコーといった感じです。

ひとつひとつを丁寧にみていく必要があるのでエコーは時間がかかります。

10分~15分。検査によっては30分かかることもあります。

検査する人によって違うのはなぜ?

本来は誰もが同じレベルの検査を同じように受けることができることが理想です。

しかし、人間なので人によってどうしても技術の差がでてしまいます。

それでも多くのエコーに携わる技師は、患者にとって有益な検査をしようと常に心掛けています。

最も重要なのは【正確な検査】だと思います。

正確な検査を行うためには検査者にあったスピードで画像を作り、検査を進めていく必要があります。

その処理スピードが早い人もいれば遅い人もいます。

遅い人が無理に早くしようとすればどうしても見落としなどが生まれてしまいます。

10分~15分、じっと画像を見続けること。テレビをみているみたいにぼんやりとではなく、見落としがないように神経を張り詰めさせながら検査しています。

それでも受ける側からしたら不安

いつもよりも検査に時間がかかっていると、もしかしたら自分の身体に何かあったのかと不安になりますよね。

その不安をいだかせてしまうような検査はやはり検査技師としてはよくないことです。

どうしても集中すると無言でじっと画面をみて無表情で検査してしまいがちですが、患者さんと少し言葉を交わすだけでも不安を取り除くことができると思います。

「今は肝臓をみていますよ、じっくり検査したいのでお時間をくださいね。」

とか、

「みえにくいところがあるので時間をかけて色々な角度からみていますよ。」

とか

今、検査者が何をしているのかを伝えるだけでも安心するものです。

機械を扱うけど、検査者は機械じゃない

機械のように自動的に検査結果がでるのではありません。

検査者が考えながら残した画像をもとにレポートを作成し、医師がそれを読み取ることではじめて結果がでます。

エコーをしない検査技師、他の職種の方に知っておいてもらいたいところは、簡単にぽんっと結果がでるような検査ではないということです。

そしてエコー検査をする技師も、自分が機械になっていないかを考えないといけません。患者さんをそれこそ機械のように無表情・無言で検査していませんでしょうか。

検査している側の私たちにとっては短い検査時間、しかし患者さんからしたら長い検査時間なのです。

笑顔で検査する必要はありません。ただ少しコミュニケーションをとるだけで患者さんからみた検査の印象もかわると思います。

どうして私はそう思うのか。

私自身エコー検査をうけることがあるからです。

TOPページの写真をみてわかるとおり、太っておりますので脂肪肝なのです。

やせなきゃなぁ。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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