ネットに公開されている医療情報についての考え方

注意してますか?ネットの医療情報!

インターネットの普及で誰でも簡単に情報を手に入れることができるようになりました。私もそれを利用して検査情報をお届けしようという思いがあり、公開しています。

しかし、ネットでの医療情報の扱いには注意が必要です!

みなさんはどんな医療情報を信じますか?例えば厚生労働省や専門学会の情報は信じても良いでしょう。しかし、それらの機関の情報は難しくわかりづらいし親しみがありません。

誰かの体験談のブログなどの情報を信じていませんか?

誰かの体験談、知ると安心しますよね!でも・・・

体験談はとても参考になると思います。

私のうつ病体験のお話も誰かの参考になればと思います。

しかし、ひとりひとり抱える病状や状態、病歴も違います。

ブログの情報を重視して主治医との対話を放棄していませんか?

あなたの情報、あなたの病気の状態を最も理解しようとし、治療にあたってくれるのは主治医かと思います。

なかにはそうしてくれない主治医がいるかもしれません、そういうときは病院を変えるのもあなたの自由です。

しかし、ブログの情報を優先し、主治医の治療方針をないがしろにして勝手に薬をやめたり、サプリメントに頼ってはいけません。

耳障りの良いことばで頼った民間療法はたしかに自分で選んだという事実から精神的な面では効果がある場合もあるでしょう。でも、そこには明確な効果のデータもなければもし悪化しても誰も責任をとってくれません。

一番は主治医としっかり話をして一緒に最適な医療を行おうとすることかと思います。私のブログは検査技師と一緒に最適な医療を行うための検査をして欲しいという思いの情報です。

対話できない誰かより、対話できる目の前の医療者としっかりと自分の受けたい医療を選択して欲しいと思います。

例えばこんな情報はこわい!

ネットにはそれはどうなのかと思うような医療に関わる情報が拡散されることが多々あります。

例えば「血液クレンジング」。

血液を抜いて処置していれる。これは腎臓が悪い患者さんが受ける「透析」に似たようなものです。透析は腎臓が老廃物を上手く処理できないから血液をろ過するのです。

当然デメリットもあります。その血液を抜いたり入れたりする血管はダメージを受け続けることになるので定期的な観察が必要です。その血管がダメージをうけすぎて狭窄したりすれば治療しなければなりません。

さらに、透析にはとても繊細な調整が必要です。それほど血液をぬいて入れるということはリスキーなのです。

また、オゾンを反応で真っ赤で良い赤血球にといいますが、血液の主成分の赤血球は静脈血(普通採血する場所は静脈)では黒いのが当然です。体内の末梢に酸素(O2)を届け終わった状態なのですから。そこにオゾン(O3)を反応させれば動脈血と同じ真っ赤になるのは当然です。

真っ赤=良いというわけではなく、体内の部位によっても色は違うのです。

わざわざ静脈血をぬいて入れてまで真っ赤な血液を体外で作らなくても、人間には肺という臓器が赤血球に酸素を渡す役割と持つ臓器があるのです。

ここまで読んでみると「血液クレンジング」、怖くないですか?

医療者の一人である私はこの療法を聞いたときとても怖い処置に感じました。

もしかしたら本当に効果があるのかもしれません。しかし、その効果をもたらす証拠やデメリットがあまりに語られていないのです。

黒い血液が赤い血液に!という目に見える変化にとびついていませんか?

人体にとって急激な変化というのはあまり望ましいものではありません。

ネットの医療情報とうまく付き合おう!

これだけ色々な情報が簡単に手に入る時代になりました。

医療情報もたくさん拡散されています。

患者自身が医療を選択できる時代になったものの、やはり医療は難しい分野です。

耳障りの良い言葉で、劇的な回復を謳う医療に飛びつきたくもなるでしょう。

それほど症状に困っているのもわかります。

しかし、私は最も最善の医療は

患者さんと医療者が二人三脚で一緒に治療法を考えていくことだと思います。

ネットの情報は参考程度にして、その情報も専門家である主治医に相談しながら共に医療を選択していくことが当たり前になれば良いなと願っています。

体験談として、私は「うつ病」の治療は主治医と二人三脚で行っていると思っています。自身は大丈夫だと思っていても、主治医からみると様子がおかしければ治療方針を変えてくれますし、私が大丈夫じゃないと思っていれば親身に寄り添って話をきいて、処方内容も検討してくれます。

とても私のことを考えてくれていることがわかります。

そのような主治医に出会えるかどうかも運によるかもしれません。今は患者が主治医を選べる時代にもなってきました。ご自身が信頼できるかかりつけの主治医がみつかりますように祈っています。

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この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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