臨床検査技師でフリーランスになったメリット・デメリット

hattolabo
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こんにちは。ハットリです。

私がフリーランスになってから約9カ月。

所感を綴ってみようと思います。

メリット

月舟さんによる写真ACからの写真
〇自身の働き方を自分で決められる
〇自身の価値を評価してくれるところで働ける
〇フットワーク軽く行動できる
 

自分の働き方を自分で決められる

検査技師で病院勤めをしようと思ったとき、自身の働き方を大きく左右する関門があります。

それが配置部門決めです。

検査部のなかでも「検体部門」「微生物部門」「病理部門」「生理検査部門」などと部門が分かれていて、どこに配属されるかで大きく働き方が異なります。

自分が今まで力を入れていた部門に配属されるとは限りません。組織の都合で本当は苦手だったり、適正がなかったりする業務をせざるを得ないことも多々あります。

フリーランスになった場合、それがありません。

私は生理検査部門のフリーランスである!

と主張し、その手技を買ってくれるところに働きにいけば良いのです。

そうすることで、自身の力を入れたい検査、適正にあった検査をすることができます。

自身の価値を評価してくれるところで働ける

以前の記事にも書いたことがありますが、臨床検査技師というくくりでみると報酬面などで低く評価されています。

報酬だけでない不遇もあります。例えば、看護師には院内シューズが無料で配布されるのに臨床検査技師にはそれがないなど。

細かなところでも、医師、看護師とくらべても臨床検査技師は大事に扱われていないように感じることが多々ありました。

しかし、フリーランスになれば

職種としてではなく個人として評価される
 

ことになります。

報酬なども個人で病院と交渉して決めることができます。

自身の提供できる技術と病院が求める技術が合致する必要がありますが。

私は今フリーランスをしていて自身の技術にみあった報酬をいただけています。

フットワーク軽く行動できる

私は今、メドフィットさんのオンラインエコーセミナー(エコラボ)で講師をしています。

もし、私が普通の病院勤めであればなかなかうまくいかなかったでしょう。

技師長にコラボする許可をもらわなければなりません。

待機・日直のこともあります。

副業扱いにされると、病院の規約に抵触する恐れがあります。

と、色々と検討事項や主たる職場との交渉も必要となります。

しかし、フリーランスであればそれもすべて自分の一存で決められます。

何をしようと、どことコラボしようと自由です。

コロナの影響で中止になっていますが、島根大学の地域包括支援センターとの提携で島根県の健診事業に参加する計画もありました。

ひとつの病院にしばられずどんどん検査技師として活躍できる場に参加できるのもメリットです。

デメリット

yumeyumeさんによる写真ACからの写真
〇臨床に提供できるほどのスキルが必要
〇信頼を得るのが大変
〇組織に守られない

臨床に提供できるほどのスキルが必要

フリーランスになれば当然、自身のスキルは自身で担保する必要があります。

誰かに聞いたり、確認してもらったりはできません。

学会の認定資格を取得しておくなど、自身のスキルを証明する必要があります。

また、それにみあった技術・知識がなければせっかく契約先を得てもすぐに契約を切るかたちになりかねません。

正規職員であったころ以上に日々研鑽を積むことを意識することになります。

信頼を得るのが大変

信頼を得ることがフリーランスにとって最も重要かつ難関なことだと思います。

開業医に赴いてPRしようにも、そもそも話すら聞いてもらえないことだってあります。

話をきいてくれたとしても、契約まで至らないこともあります。

総合病院でも、どこの誰かもわからないような技師を即座に、しかも他の技師とは別の待遇で受け入れてくれるところは稀です。

事前に信頼を得るための行動をしていなければなかなか契約先がみつからないでしょう。

※ただし、都会では単発のアルバイト的な求人も多くあるため、対象のスキルを持っていれば地方と比べてこのハードルは低くなると思います。

組織に守られない

これはフリーランスになるときに覚悟しておかなければなりません。

体調不良による有給休暇やインシデントのときの組織としての対応など、実普段は気づかないかもしれませんが正規職員は色々な面で組織に守られています。

フリーランスの場合、体調が悪かろうが何だろうが仕事に穴をあければ報酬はゼロです。さらに休ませてもらえるかも契約先によって異なります。

何かをしてしまえば全部自分の責任です。

信頼を得るために

地域の講習会への参加

信頼を得るために重要なこと。それは日頃から小さな講習会などにも積極的に参加し、可能ならば発表を繰り返すことです。

鳥取県には「鳥取県西部腹部超音波研究会」という医師も技師も参加する講習会があります。

私は正規職員のころから、その講習会に参加し、積極的に発表をしていました。

発表を聞けば、私がどれくらいのレベルで症例に対してエコー検査を行ったのかがわかってもらえます。

実際に今の契約先を紹介していただいた方は、私がこの会に参加しているところをみてくださっていました。

その地域で働いていこうと思うのならば、講習会は自身のアピールの良い機会だと思います。

積極的に自身のアウトプットを行う

このブログもそうですが、私はTwitterなどでも自身の考えをアウトプットしています。

Twitterで縁あって、メドフィットさんのエコラボの講師をすることになりました。

黙って仕事をしていたとしてもみてくれている人はいますが、やはりフリーランスとなれば多くの人にみてもらわないと仕事に恵まれません。

私は自身のPR広告を作って、契約先に持っていったりもしました。

積極的な行動がとても大事です。

まとめ

色々と綴ってきましたが、決して私個人の力ではフリーランスにはなれなかったと思います。

こつこつと講習会に出たり、知識を蓄えたりと個人で頑張ってきたのも事実ですが、それをみていてくれて、引き上げてくれたのは仲の良い医師だったり、先輩技師だったりします。

私は尊敬する方々のおかげでこうして鳥取県では初めての生理検査部門を専門としたフリーランス臨床検査技師になれたのです。

いつも感謝を忘れないようにと思っています。

この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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