【コロナ】自粛することの難しさから色々と考えてみた

新型コロナウイルスが流行して、外出の自粛やテレワークを要請されてきました。緊急事態宣言もだされてより一層の自粛を求められています。

大学生が海外旅行してしまい持ち替えるケースもあります。

自粛を全国民が行うことの難しさについて考えてみました。

仕事が休みにならない

緊急事態宣言がだされた都市では今後改善されるだろうと思いますが、仕事が休みにならない限り外出せざるを得ません。

会社側が休みにしないと個人が自粛すると欠勤扱いとなり、生活ができなくなってしまいます。

仕事を休みにできない

会社や雇用者側も【自粛】という形で営業を停止した場合、経営が立ち行かなくなってしまいます。すると自身だけでなく従業員まで路頭に迷わせかねません。

各企業に自粛した場合の補償などがあれば違ったことでしょう。

国は強制したくない?

法律や憲法に詳しいわけではないので、そのあたりの事情はわかりかねます。

クルーズ船からはじまる一連の今までの国の行動からはとにかく【自粛】を求めているように感じられます。

私の読んだ本のなかの一節に「未然に防いだ英雄は英雄として認識されない、むしろ非難されることもある」という意味合いの文章がありました。

迅速に強制と補償を行っていれば今ほどの事態でなかったかもしれません。国はみえない英雄となって強制することを恐れたのかもしれません。

でもそれも結果論です。

昼間にみたテレビのコメンテーターや司会者はとにかく国の対応が気に食わないのか攻撃的に国を批判していました。みていて気持ちの良いものではありませんでした。

不安と他人事の両極端

あまりにメディアが不安を強調してしまい、問題を大きくしすぎたと私は思います。大きすぎる問題になってしまうと人は逆に他人事として認識するところがあります。さらに不安にかられたマスクの買い占め、早朝からの行列などより感染の危険を伴う行動に駆り立てたと考えています。

一方で地方では感染が少ないこと、緊急事態宣言は都市のみなことを連日報道することで地方の人からすると他人事に感じやすい面もあります。

また制約がかからない分、結局のところ普段通りに生活せざるを得ないです。

もともと地方では電車通勤などの密閉、密集ではなく車での移動がメインであるため、都会向けにされる予防の報道も自分事として感じにくいと思います。

私のいる鳥取県の隣、島根県でも感染者がでました。この時点でようやく自分たちも当事者だと現実味をもって感じたという声もききます。

今後のコロナとの闘いはやはり個々人での防御が大事かと思います。

PCR検査の数を増やせば解決ではない

数を増やせという報道を目にします。検査は治療ではありません。また感染者数が正確にわかったところで我々がやることはかわりません。

自分も相手も感染している可能性があるものとして、お互いにうつさないように防御策をとる。症状があるならば自宅で療養する。

検査を増やす財源があるならば、自粛しやすいように企業や個人への「補償」を充実化した方が良いのではないかと私は思います。

私からテレビのコメンテーターへの批判

検査数を増やせないことの原因のひとつに、PCR検査ができる技師の不足も確かにあります。

それを「研修の問題、1~2カ月あったのだから。」と言ったコメンテーターがいました。

これに関しては現場を責めるようなことを軽々しくいってほしくないと反感を覚えました。

われわれ検査技師は「コロナウイルス」だけの検査をしているのではありません。今も多くの検査をしながら対応できるように努力しているのです。

さらに、医療に関する技術を1~2カ月程度の研修でできるようになるのならば誰も苦労しません。PCR検査は大学や専門学校の実習ではほとんどする機会はなく、現場に出てから覚えることが多いものです。

他の専門的技術を覚えながらPCR検査もとなると明らかに個人のキャパシティーをこえてしまいます。

また、医療界における検査技師は価値をただしく認識してもらえずに低い報酬で働くことになる施設が多く、検査技師になりたい人が少ないこと、なっても転職する人も多いことから絶対的に人数が少ない状態です。

そんななかでも現場の技師は必死に検査しています。それはわかってほしいと思います。

見えざる英雄がいるのかもしれない

色々と書いてみましたが、もしかすると、今は想定される最悪ではなく、私たちの知らない英雄がいて、今の状態に押しとどめているのかもしれません。

完全に自粛できないまでも各々ができる限りの対応をしている。

だから欲望に負けて海外旅行や田舎への避難をしてしまった人がいたとしても何とか耐えている。

私たちひとりひとりがみえない英雄になっているのかもしれません。

この記事を書いた人=ハットラボ(ハットリ)

臨床検査技師、超音波検査士(消化器)、血管診療技師、認定認知症領域検査技師

ブログを3個運営しているブロガーでもある。

 

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